上伊那農業高校は、全国高校駅伝に過去19回出場している信州の駅伝名門校。
長野県での駅伝強豪校といえば佐久長聖高校の印象が強いですが、上伊那農業高校も、駒澤大学の山川拓馬選手(3年)、山梨学院大学出身の桃澤大祐選手(リカオン所属)など多くの箱根ランナーを輩出しています。
実は前回の#西村駅伝レジェンド対談で、矢野圭吾選手(花王)から、「上伊那農業は今勢いがあるから取材に行ってみたら?」とアドバイスをいただき、長野へ行ってまいりました。
今回は上伊那農業高校から、玉木輝選手(2年)、渋谷悠斗選手(2年)、滝澤秀斗選手(1年)、牧内宇龍選手(1年)、大村春樹選手(1年)にお話を伺いました。
ぜひ最後までご覧ください。
インタビュー内容はこちら。
①長野県高校駅伝(都大路予選)について
・都大路では現在、26年連続佐久長聖高校が出場していますが、上伊那農業にとって佐久長聖高校とはどういった存在であるか。
・県内で意識している高校
・今年の目標について
・都大路にかける思い
②玉木選手、渋谷選手へ
▶伊那駅伝について。
・初めての伊那駅伝を走ってみたの感想
・自分の走りに点数をつけるとしたら何点?
③大村選手へ
・上伊那農業に進学した理由
・お父様が法政大学で箱根駅伝5区9区を走られましたが、大村選手が箱根駅伝で走ってみたい区間は?
④滝澤選手へ
・上伊那農業に進学した理由
・高校での陸上生活での目標と卒業してからの目標。
⑤ 牧内宇龍選手へ
・上伊那農業に進学した理由
・憧れている選手について。
中でも印象に残っているのは、1年生の滝澤選手。
5000m県中学記録を持つ滝澤選手は、いろんな高校から入学のお誘いがあっものの、地元で活躍し、地元を盛り上げたい思いから、上伊那農業高校への進学を決めたそうです。
信州愛が人一倍強く、これからの長野の陸上界を盛り上げてくれる一員になること間違いなしです。
同じく1年生の大村選手は、お父様が箱根ランナーであるサラブレッド。
お父様の大村一さんは法政大学で5区を2度、9区を一度走られました。
練習や大会に出るとお父様からのアドバイスをいただけるそうで、ご自身も箱根ランナーを目指し、奮闘中です。
不思議なキャラクターで終始現場を魅了していたのが牧内選手。
牧内選手は長野県喬木村出身。
「喬木村で陸上をやっているのは自分だけなので喬木村を背負って陸上をやってます」とお話してくださいました。
ただ、流石に、、喬木村で陸上をやってるのが牧内選手だけなのは流石に冗談ですよね、、?(笑)
「自分のこと以外興味ない」と言いつつ、箱根駅伝は現地へ行くくらい好きであったり、人となりをもっと知りたくなる牧内選手でした。
2年生の玉木選手、渋谷選手は上級生らしい頼もしい姿を見せてくださいました。
お二人とも伊那駅伝に出走されましたが、伊那駅伝の走りの自己評価は少し厳し目の様子。
来年の伊那駅伝では同じ区間でリベンジを目指しているようで、また3月の伊那駅伝がよりいっそう楽しみになりました。
今回は5人のランナーに取材と、かなり人数は多めでしたが、皆さんそれぞれ陸上に対する思い、佐久長聖高校や、県駅伝への思いを綴ってくださいました。
都大路常連校とまた違った角度の取材ができて、新しいお話を聞けたことはとても有意義な時間でした。
ぜひみなさん、全貌は動画でご覧ください。