「駅伝に詳しすぎるアイドル」 西村菜那子 が、駅伝や陸上競技の楽しみ方を独自の切り口で提案していくWEBマガジン

高校生ランナー密着

國學院久我山高校 高校生ランナー密着レポート!

#西村駅伝 高校生密着企画
本日は國學院久我山高校へ行ってまいりました!

國學院久我山高校は全国高校駅伝(都大路)に過去25回出場をしている名門校。

昨年大会では2区で寺田尚希選手(中央大1年)が区間賞を獲得し、注目を集めました。

都大路の予選会の出場数が全国の中で圧倒的に多く、代表争いが特に熾烈な東京。

その中で25回代表の切符を掴んでいる國學院久我山高校の強さの秘密に迫ります。

 

今回は、昨年の全国高校駅伝を走ったメンバーから、5区江藤大輝選手(2年) 、6区桑原大地選手(3年)、7区澤石青波選手(3年)にお話を伺いました。

インタビュー内容はこちら。

▶都大路の振り返り
・走る区間を知らされた時の心境
・走ってみての自己評価
・予選会(東京都高校駅伝)で1番意識していたチーム

▶今年のチーム、國學院久我山高校について
・今年のチーム状況
・キャプテン選出理由
・練習スケジュール
・國學院久我山高校に進学した理由

まずは、都大路の振り返り。
当時唯一の1年生エントリーを果たし5区を走った江藤選手は、自分自身を〝エントリーできるかできないかのボーダーライン上にいる選手〟と評価していたため、5区で走ることが決まった時は、驚きの気持ちが大きかったそうです。

「5区は全区間の中で1番距離が短く、目立ちにくい区間かもしれないが、1区〜4区まで先輩方が繋いできた襷の勢いを自分の区間で途切れることなく、後を走る先輩たちに繋いでいく」と、意を決して都大路に挑んだとのこと。

そんな江藤選手が、今年目指している区間はエース区間の1区!
國學院久我山高校の若きエースの活躍に今後も注目です。

6区を走った桑原選手は、登りが得意なため、登り基調の6区を走ってみたいと思っていたことから、今回6区を任された時は、「自分の力が発揮される区間だな」と非常に嬉しかったのこと。

区間結果は思い描いた成績には届かなかったものの、最初の3キロの坂道を登っている時は、沿道の声援もあり、とても楽しかったようです。

大会当日はご家族も応援に駆けつけてくれたそうで、走っている時にお母様の存在をしっかり確認できたとのこと。
ちなみに桑原選手のお母様は明るく親しみやすい抜群のキャラクターのようで、「部内では有名な存在です!」と江藤選手がお話ししてくださいました(笑)

 

6区澤石選手は、予選会(東京都高校駅伝)でエントリーされていて走る予定だったのですが、大会前日にインフルエンザに感染してしまい走ることができなかったため、まずは都大路を走ることが決まった時は安堵の気持ちが大きかったそうです。

この予選で澤石選手が欠場し、代わりに急遽走ることが決まったのが江藤選手とのこと。

本戦ではアンカーを任され、重圧もあり少し悔しいレースとなりましたが、ラストのトラックでスパートをかけ、自分の存在感を出せたことは良かったとお話ししてくださいました。

ちなみに予選も本戦も走った江藤選手、桑原選手に「予選と本戦、どちらが緊張したか?」とお聞きしたところ、お2人とも「予選です!」と即答。
本戦に出場できるかが、かかっている東京都高校駅伝は他の大会とは比べ物にならない程の緊張があるようでした。

國學院久我山高校が今まで取材してきた高校と異なっていた点は、朝練習がないこと。
これは陸上部だけではなく、学校の方針で全部活動の朝練習が行われていないそうです。

そのため、朝は各自で家の周りをランニングしたり、放課後練習により集中することを心がけているようです。

昨年度に在籍していた寺田尚希選手や、飯國新太選手(國學院大1年)などチームを引っ張る有力な3年生が卒業したため、今年度は戦力的な部分を考えると今のところ昨年よりも駅伝に対する不安要素はあると選手の皆さんは吐露されていましたが、
取材を通して感じたのは選手同士の学年の垣根を超えた仲の良さ、雰囲気のあたたかさ。

今年度キャプテンに選ばれた桑原選手を中心にまた新しく素敵なチームが作られていく予感がしました。

動画では、桑原選手がキャプテンに選出された理由、また、選手が國學院久我山高校に進学した理由などに迫っています。

全貌は下記の動画でご覧ください。

改めまして、取材協力してくださった國學院久我山高校の陸上部の皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

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